「課金カースト」子どものゲーム事情を解説。課金しないと仲間外れ?

 『金を出さないと(課金)仲間外れ』そういったことが、小学生のオンラインゲームでの事情がある

 「課金カーストという言葉がある。お子さんのオンラインゲーム事情に悩んでいる親御さんはもしかしたら1度や2度、耳にしたことがあるかもしれない

 「オンラインゲーム上の無料アイテムばかり使っていたり、仲間に有料アイテムを渡さなかったら嫌われる」それが「課金カーストだ。ハッキリ言って間違っている行為だが、本当にこのようなことが現状である

 一昔前の仲間外れに関するゲーム事情は、ゲームが下手な子が仲間外れにされてたかもしれない。ただ、仲間外れというか、対象のゲームを持っている家に仲間同士で集まり、ゲームが下手な子はゲームを見てるだけという感じだと思う。ただ、今は「金を出さなければ仲間外れ」

 同じ空間にさえ入れないのだ

 親にとっては自分の子どもが仲間外れになるのは嫌だから「金を出す」。そういった悪循環が現状としてある。

オンラインゲーム 素材 に対する画像結果

 

ルール作りと相談

とにかく、ルール作りと相談が大切である。課金を全面的に否定するのではなく、お手伝いをしたら「月に500円」とか。頭ごなしに課金を否定すると隠れて課金する可能性があるので、子どもの言い分をしっかりと聞いて事情を把握した上で課金に対してルール作りをするのが大切である。それは、小学生のうちなら、まだ聞き分けがいいので、早めに対策するほうが良い。

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犯罪に発展する前にSNSのチェックを

 2020年9月に、小学4年生の女児がオンラインゲームで知り合った30代の男に誘拐される事件があった。

 子どもにとっては「ゲームで仲良くなった知り合いに会いに行く」という安易な考えで、会いに行ったのだろう。そこに歯止めを利かせるのは、身近にいる大人の親や先生しかいない。親や先生が「ネットの人」に負けない関係性を作ることが大切だ。その為には日頃の会話が大変必要になってくる。場合によっては、SNSのチェックも必要だと思う。

 昔からある言葉で「バカとハサミは使いよう」があるが、インターネットも使い方によっては善にも悪にもなる。すべてが善になることが理想だが、それはあくまでも理想であって、なかなか世の中そういう風にうまいことはできていない。ただ、1つ言えることは、インターネットは利用するものであり、利用されるものではないことを理解して、健全なるIT社会になってほしい。

 

以上、ご拝読ありがとうございました