コロナの影響 新米が値下がりの2020年
2020年の新米が6年ぶりに値下げになる傾向にある
何故か?それは、昨年の米が余っているからだ
では、何故?昨年の米が余っているのか?
新型コロナの影響で、外食の消費が落ち込んだからだ。民間の卸業者や小売業者が抱える在庫が昨年より20万トンほど多いという
農林水産省が9月30日に今年の米の出来栄えを発表した
それによると、北海道や東北、新潟で、稲が育つ6月に晴天が続き「やや良」となった。
一方、九州や中国、東海では「やや不良」
害虫の被害が多かった山口県は「不良」だった
結果的に2020年産の新米は昨年より1割ほど安くなる見込みだ
ちなみに・・・
今年収穫した米のことを「新米」というが、会社の新入社員なども「新米」という
語源は、商家の言葉「新前掛け」である
江戸時代、商家では新しい奉公人が入ると、今でいう制服のような着物「お仕着せ」を支給した。この時に同時に貰えるのが、新しい前掛け(新前掛け)だった。大阪の船場などではこれを「しんまえ」と呼んでいたが、江戸のなまりが入って「しんまい」となり、それがいつか「新米」という感じがあてらあてられるようになった
まとめ
実は筆者の実家は、かつて米を作っていた。田植え機は乗用タイプ(トラクター)ではなく、歩行タイプの田植え機(写真は下に貼っておきます)を使っていた。別に米を売って生活していたわけではないので、歩行タイプで十分だったが、しんどかった・・・。足元は歩きにくいので、長靴ではなく裸足でしていた。その方が歩きやすく楽だったのだ。当然だが、当たり前のようにヒルがくっついていた。ヒルがくっつこうが、ケガしようが、どうでもいいって思うくらいしんどかった。
田植えが終わった時は、体の至る所についた泥を落として、近くの温泉に入りに行ってたのが、最高の至福だったのを覚えている
「ご飯粒1つも残さずに食べなさい」と昔は良く聞いていた気がするし、このブログを読んでいる読者さんも1度や2度は聞いたことがあるはず。この言葉は未来永劫なくならないでほしい。本当に米作りは大変なのだ
←歩行タイプの田植え機
以上、ご拝読ありがとうございました